【2026年度】練馬区の太陽光・蓄電池補助金を解説!東京都との併用や申請方法も紹介

練馬区で太陽光発電を導入すると補助金はどれくらい受けられる?
東京都の補助金と併用できる?
申請に必要な手続きや気をつけるポイントは?

練馬区では「カーボンニュートラル化設備設置等補助金」として、太陽光発電設備に上限8万円、蓄電池に上限5万円の補助を実施していました。ただし、練馬区の令和7年度補助金は2025年9月5日に予算上限に達し、すでに受付を終了しています。

一方、東京都の補助金は令和7年度分の申請を令和8年3月31日まで受け付けています。太陽光と蓄電池をセットで導入すれば、東京都の補助金だけでも200万円を超える助成を受けられるケースがあります。

この記事では、練馬区と東京都の補助金額や申請条件・費用シミュレーション・申請の進め方と注意点をわかりやすくまとめています。

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目次

練馬区と東京都の太陽光発電・蓄電池補助金

練馬区と東京都の太陽光発電・蓄電池補助金はいくらもらえる?

練馬区で太陽光発電を導入する場合、練馬区と東京都の補助金を両方申請できます。ここでは、それぞれの補助金額と併用した場合の合計額を紹介します。

練馬区の補助金額

練馬区の「カーボンニュートラル化設備設置等補助金」では、対象経費の2分の1または下表の上限額のうち、低い方が支給されます。

対象設備補助上限額
太陽光発電設備8万円
蓄電池システム5万円
V2H充放電設備10万円
練馬区 補助金案内パンフレット(PDF)

蓄電池は太陽光発電と同時に設置・同時に申請した場合のみ対象です。太陽光と蓄電池をセットで申請すると、練馬区からの補助金は最大13万円になります。

東京都の補助金額

東京都では「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」として、太陽光発電と蓄電池の導入費用を助成しています。東京都の補助金は、事前申込制です。

申請の流れについては、この記事内の「練馬区の太陽光発電・蓄電池補助金の申請方法」で詳しく解説しています。

太陽光発電設備(令和7年度)

住宅区分出力助成額
新築住宅3.6kW以下12万円/kW(上限36万円)
新築住宅3.6kW超10万円/kW
既存住宅3.75kW以下15万円/kW(上限45万円)
既存住宅3.75kW超12万円/kW
出典:東京都 太陽光発電設備の助成(令和7年度)

蓄電池(令和7年度)

項目助成額
蓄電池12万円/kWh
出典:東京都 蓄電池の助成(令和7年度)

新築住宅の場合は「東京ゼロエミ住宅導入促進事業」が対象

新築住宅を建てる方には、東京都の「東京ゼロエミ住宅導入促進事業」という別の補助制度があります。東京都の省エネ基準を満たした新築住宅の建築主が対象で、オール電化住宅は補助単価が1万円/kW高く設定されています。

東京ゼロエミ住宅導入促進事業
  • 太陽光(3.6kW以下)
    12万円/kW(オール電化:13万円/kW)
  • 太陽光(3.6kW超)
    10万円/kW(オール電化:11万円/kW)
  • 蓄電池
    12万円/kWh

練馬区の補助金は既存住宅(築1年以上)が対象のため、新築住宅には適用されません。東京ゼロエミ住宅導入促進事業との併用もできません。

練馬区と東京都を併用した場合の補助金額

練馬区と東京都の補助金は併用できます。既存住宅に太陽光5kWと蓄電池12kWhを同時に設置した場合の目安は以下のとおりです。

補助制度太陽光(5kW)蓄電池(12kWh)小計
練馬区8万円5万円13万円
東京都約71万円 ※144万円約215万円
合計約79万円149万円約228万円

※東京都の太陽光助成額の計算:3.75kW以下の部分=15万円×3.75kW=56.25万円、3.75kW超の部分=12万円×1.25kW=15万円、合計71.25万円

上記は、令和7年度の制度をもとにした試算であくまでも目安です。
令和8年度は東京都の蓄電池助成が10万円/kWhに変更される見通しのため、蓄電池部分は120万円(上限)となる可能性があります。実際の補助額は、申請時の制度内容によって変わります。

練馬区で太陽光発電・蓄電池を導入した場合の費用シミュレーション

練馬区で太陽光発電・蓄電池を導入した場合の費用シミュレーション

練馬区と東京都の補助金を活用した場合の自己負担額を、太陽光発電のみと蓄電池の同時設置の2パターンで紹介します。

導入費用の目安

ここでは、一般的な戸建住宅を想定した導入費用の目安を紹介します。

太陽光5kWのみの場合

項目金額
太陽光発電(約5kW)約130万〜145万円 ※1
関連機器・調整費約20万〜30万円 ※3
導入総額(目安)約150万〜175万円

太陽光発電のみであれば、約150万〜175万円が費用の相場です。

太陽光5kW+蓄電池12kWhの場合

項目金額
太陽光発電(約5kW)約130万〜145万円 ※1
蓄電池+設置工事(約12kWh)約220万〜260万円 ※2
関連機器・調整費約20万〜30万円 ※3
導入総額(目安)約370万〜435万円

蓄電池を加えると総額は約370万〜435万円になりますが、補助金の活用で自己負担を大幅に抑えることができます。

※1:住宅用太陽光発電の全国平均価格1kWあたり28.6万円(2024年設置・工事費含む)をもとに算出。
出典:経済産業省 調達価格等算定委員会「令和7年度以降の調達価格等に関する意見」
※2:家庭用蓄電池の実勢価格1kWhあたり約20万円(2024年度・工事費含む)をもとに算出。
出典:経済産業省「2024年度 定置用蓄電システム普及拡大検討会の結果とりまとめ」
※3:分電盤の交換やHEMS機器の導入、足場の設置など、住宅の状況に応じて費用が変わる場合があります。

既存住宅に太陽光5kWを単体設置した場合

太陽光発電のみを導入した場合の補助金適用後の自己負担額は以下のとおりです。

項目金額
太陽光の導入費用約150万〜175万円
練馬区の補助金▲8万円
東京都の補助金▲約71万円
自己負担の目安約71万〜96万円

練馬区と東京都の補助金を合わせると約79万円の補助が受けられ、設置費用が約半分になる可能性があります。

※東京都の助成額は、3.75kWまでが15万円/kW、超過分が12万円/kW(設置費用には関連機器・調整費を含む)にて計算しています。(56.25万円+15万円=約71万円)

既存住宅に太陽光5kWと蓄電池12kWhを同時設置した場合

蓄電池を併用すれば夜間や停電時にも電気を使えるため、電気代の削減に加えて防災面のメリットも得られます。

項目金額
太陽光+蓄電池の導入費用約370万〜435万円
練馬区の補助金(太陽光+蓄電池)▲13万円
東京都の補助金(太陽光)▲約71万円
東京都の補助金(蓄電池)▲144万円
自己負担の目安約142万〜207万円

補助金を合わせると最大約228万円が受けられる可能性があり、導入費用の半額以上を補助でまかなえるケースもあります。

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練馬区の太陽光発電・蓄電池補助金の申請条件

練馬区の太陽光発電・蓄電池補助金の申請条件

練馬区の補助金には、対象者・設備・住宅それぞれに条件があります。申請前に確認しておきましょう。

対象者の条件

申請できるのは、練馬区内に居住し住民登録がある個人(法人は対象外)です。主な条件は、以下のとおりです。

主な申請条件
  • 設置費用を自ら支払っていること
  • 住民税を滞納していないこと
  • 同一種類の設備で過去にこの補助金を受けていないこと
  • 建物を所有していること(共有の場合は所有者全員の同意が必要)

対象設備・工事の条件

対象となるのは未使用品(新品)のみで、中古品やリース機器は補助の対象外です。主な条件は、以下のとおりです。

主な設備・工事条件
  • 太陽電池モジュールは国内外の認証(JET認証またはIEC認証)を受けた製品であること
  • 全量売電目的の設置は対象外(余剰売電は可)
  • 蓄電池は太陽光発電と同時に設置・同時に申請すること
  • 蓄電池は国の登録製品(SII登録)であること

対象住宅の条件

対象となるのは、建築完了から1年以上経過した既存住宅です。新築住宅は対象外となるためご注意ください。主な条件は以下のとおりです。

主な住宅条件
  • 申請者自身が現在住んでいる練馬区内の住宅であること
  • 居住用部分に使用する設備であること
  • 建物の所有者であること(共有の場合は所有者全員の同意が必要)
  • 賃貸住宅や店舗・事務所専用部分は対象外

練馬区の太陽光発電・蓄電池補助金の申請方法

練馬区の太陽光発電・蓄電池補助金の申請方法

練馬区の補助金は、設備の設置が完了してから申請する「事後申請方式」です。東京都の補助金と併用する場合は順序が異なるため、それぞれの流れを把握しておきましょう。

必要書類を準備する

練馬区に提出する主な書類は、以下のとおりです。

主な申請書類
  • 補助金交付申請書兼請求書(練馬区指定の様式)
  • 本人確認書類の写し
  • 建物の登記事項証明書(申請日前6か月以内のもの)
  • 設置費用の領収書・内訳書の写し
  • 施工完了証明書(施工業者が発行)
  • 太陽電池モジュールの認証書類・保証書
  • 蓄電池の型式番号・製造番号が確認できる写真(蓄電池を同時申請する場合)

書類の準備をスムーズに進めるために、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 施工完了証明書は早めに依頼する
    施工業者に発行を依頼する必要があるため、工事契約時にあらかじめ確認しておく
  • 買取起算日の書類は届くまで時間がかかる
    電力会社から届くまでに数週間かかる場合があります。余裕を持ったスケジュールを立てる
  • 東京都と併用する場合は書類が別途必要
    東京都側の提出先・様式は練馬区とは異なります。混同しないよう注意しておく

書類に不備があると、審査に時間がかかる場合があります。提出前に記載漏れや添付忘れがないか確認しておきましょう。

練馬区に申請する(事後申請方式)

練馬区の補助金は、設備の設置が完了してから申請する「事後申請方式」です。申請の流れは、以下のとおりです。

STEP
施工業者を選び、工事の契約を結ぶ
STEP
設備の設置工事を完了させる
STEP
必要書類を準備する
STEP
練馬区役所の環境課窓口へ持参、または郵送で提出する

※工事完了後、必要書類を揃えて期限内に提出

STEP
区の審査後、補助金が指定口座に振り込まれる

工事が完了してから申請となるため、事前に必要書類を確認しておくと手続きがスムーズに進みます。東京都の補助金との併用も可能です。併用時の申請手順は次のセクションで解説します。

東京都の補助金と併用して申請する

練馬区と東京都の補助金は併用できますが、申請先・方式がそれぞれ異なるため、事前に流れを把握しておくことが大切です。

併用して申請する際のポイント
  • 練馬区は設置完了後の事後申請、東京都は事前申込が必要な場合がある
  • 東京都の申請はクール・ネット東京の専用サイトからオンラインで行う
  • 提出先・様式が異なるため、練馬区用と東京都用の書類を分けて管理する
  • 領収書や施工証明書など共通書類はコピーを多めに用意しておく

東京都の補助金は工事契約の前に事前申込が必要なため、先に東京都の手続きから始めるのがポイントです。事前申込をせずに契約を進めると、東京都の補助金を受けられなくなる可能性があるためご注意ください。

練馬区の太陽光発電・蓄電池補助金の注意点

練馬区の太陽光発電・蓄電池補助金の注意点

令和8年度は補助内容が変わる可能性がある

補助金には年度ごとの予算上限があり、上限に達した時点で受付は終了します。練馬区の令和7年度の補助金は4月15日に受付を開始し、9月5日に予算上限に達して終了しました。

令和8年度も早期終了の可能性があるため、公開後は早めに手続きを進めましょう。また、令和8年度は補助内容が見直される可能性があります。

  • 練馬区:補助対象設備・金額が変更になる可能性あり
  • 東京都:蓄電池助成の単価・上限額が見直される見込み

補助金の活用を検討されている方は、まず施工業者に見積もりを依頼し、具体的な費用と補助額を確認することをおすすめします。

練馬区や東京都を装った不審な電話・訪問に注意

自治体や公的機関を装い、補助金の案内を口実に個人情報を聞き出そうとする事例が報告されています。

練馬区や東京都が電話・訪問で補助金の勧誘や個人情報の聞き取りを行うことはありません。

不審に感じた場合はその場で応じず、練馬区環境課へ直接お問い合わせすることをおすすめします。

練馬区の太陽光発電・蓄電池補助金に関するよくある質問

練馬区の太陽光発電・蓄電池補助金に関するよくある質問

練馬区の太陽光発電・蓄電池の補助金はいくらですか?

練馬区では「カーボンニュートラル化設備設置等補助金」として、既存住宅への設備導入費用の一部を補助しています(令和7年度は受付終了)。

  • 太陽光発電設備:上限8万円
  • 蓄電池:上限5万円(太陽光と同時設置・同時申請が条件)
  • 東京都の補助金と併用可能

なお令和7年度は9月5日に予算上限に達し受付終了しており、令和8年度の詳細は2026年4月頃に公開予定です。

蓄電池だけを後から設置した場合は対象になりますか?

練馬区の補助金では、蓄電池単体での申請はできません。

太陽光発電設備と同時に設置・同時に申請することが条件です。

  • 練馬区:蓄電池単体は対象外(太陽光との同時申請が必須)
  • 東京都:太陽光が設置済みであれば蓄電池単体でも申請可能

太陽光発電の設置にかかる期間はどれくらいですか?

設置工事自体は2〜4日程度で完了するのが一般的ですが、全体のスケジュールとしては、検討開始から発電開始まで3か月程度はみておきましょう。

  • 現地調査・見積もり:1〜2週間
  • 設置工事:2〜4日
  • 電力会社への手続き・連系開始:2〜4週間

東京都の補助金を併用する場合は事前申込が必要なため、早めにスケジュールを立てておきましょう。

太陽光パネルのメンテナンスは必要ですか?

定期的なメンテナンスが必要です。

FIT認定(固定価格買取制度)を受けた太陽光発電設備では、住宅用を含め改正FIT法により保守点検が義務化されています。住宅用太陽光発電の大多数はFIT認定を受けているため、ほとんどの方が対象です。

  • 推奨頻度:4年に1回以上(ガイドラインによる推奨)
  • 費用目安:1回あたり1〜4万円程度
  • 日常点検:モニターで発電量に異常がないか確認

定期点検を行うことで、不具合の早期発見や発電効率の維持につながります。

メンテナンスの具体的な内容や費用について詳しく知りたい方は、「家庭用太陽光発電のメンテナンスは必要?メリットや作業内容、費用相場を解説」もあわせてご覧ください。

太陽光発電は何年で元が取れますか?

一般的に10年前後で、初期費用を回収できるとされています。

回収期間は、以下の条件で変わります。

  • 日照条件や屋根の向き
  • 家庭の電気使用量
  • 売電単価
  • 補助金の活用状況

練馬区と東京都の補助金を併用すれば初期費用を大幅に抑えられるため、回収期間の短縮が期待できます。

費用の内訳や回収シミュレーションについては、「家庭用太陽光発電と蓄電池の価格は?節約のコツや回収期間、選び方のポイントも解説」で詳しく紹介しています。

練馬区での太陽光発電・蓄電池の補助金まとめ

練馬区での太陽光発電・蓄電池の補助金まとめ

練馬区の補助金は太陽光発電に上限8万円・蓄電池に上限5万円で、助成額の手厚い東京都の補助金と併用が可能です。5kW太陽光+12kWh蓄電池の場合、自己負担を約142万〜207万円まで抑えられる可能性があります。

練馬区の令和8年度補助金は、2026年4月頃に公開予定です。令和7年度は約5か月で予算に達し受付終了となっているため、公開後は早めの申請が重要です。

令和8年度の情報は公開され次第本サイトでも更新しますので、本記事を参考に申請の流れや必要書類を今から把握しておきましょう。

練馬区で太陽光発電・蓄電池の補助金を活用するポイント
  • 東京都の補助金と併用で補助額が大幅にアップ
    5kW太陽光+12kWh蓄電池の場合、最大約228万円の補助が受けられる可能性がある
  • 練馬区の令和7年度補助金は受付終了済み
    令和8年度は2026年4月頃に公開予定
  • 東京都の令和7年度補助金はまだ申請可能
    令和8年3月31日まで受付中。事前申込は工事契約前に済ませること
  • 申請の順序に注意
    東京都は事前申込制、練馬区は事後申請方式である

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