【2026年】東京都で太陽光発電の補助金はいくらもらえる?都・区市町村別にわかりやすく解説!

東京都 太陽光発電 補助金

東京都で太陽光発電を設置したら補助金はいくらもらえるの?
都と区市町村の補助金は両方使えるの?
申請の手順や注意点はどんなのがあるの?

東京都では2025年4月から新築住宅への太陽光パネル設置が義務化されており、新築のみならず既築住宅でも補助金を活用して導入する方が増えています。

東京都が交付する太陽光発電の補助金は、既築住宅で最大45万円新築住宅で最大36万円です。蓄電池を同時に設置すると1kWhあたり12万円が上乗せされるため、セット導入なら総額100万円を超える補助金を受け取れるケースもあります。

東京都の補助金額は全国の自治体の中でも特に手厚く、区や市町村が独自に設けている補助金と組み合わせることも可能です。

この記事では、東京都の補助金制度の仕組みや区市町村ごとの補助金一覧、導入費用のシミュレーション申請の進め方と注意点をわかりやすくまとめています。

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目次

東京都が実施する太陽光発電の補助金

東京都が実施する太陽光発電の補助金

東京都は太陽光発電や蓄電池の普及に向けて、手厚い補助金制度を設けています。

災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業

新築・既築どちらの住宅でも利用可能です。太陽光発電だけでなく、蓄電池や高断熱窓なども補助の対象に含まれています。

設置容量が小さくても手厚い補助が受けられるよう、容量帯ごとに単価が分かれています。

太陽光発電の補助額

住宅区分容量補助単価上限額
新築住宅3.6kW以下12万円/kW36万円
3.6kW超〜50kW未満10万円/kW
既築住宅3.75kW以下15万円/kW45万円
3.75kW超〜50kW未満12万円/kW

蓄電池の補助額

項目補助単価
新規設置12万円/kWh
増設(2台目以降)8万円/kWh

蓄電池の補助を受けるには、太陽光発電設備との同時設置またはパッケージ契約が条件となります。

加算項目

条件を満たすと、基本の補助額に以下の金額が上乗せされます。

加算項目補助額備考
機能性PV
(塩害対応・軽量型など)
最大8万円/kW東京都が認定した製品が対象
陸屋根用架台の設置既存戸建:10万円/kW
集合住宅:20万円/kW
新築戸建は対象外
防水工事(陸屋根)18万円/kW既存住宅のみ
対象材料費・工事費の合計額が上限
リフォーム瑕疵保険への加入7,000円/契約新規加入が条件

※この制度では、補助金の申請前(工事の契約前)に事前申込が必要です。申請手順の詳しい流れは、この記事の「申請の流れと注意点」で解説しています。

出典:東京都環境公社|災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業 

東京ゼロエミ住宅導入促進事業

東京都が定める省エネ基準を満たした新築住宅に対し、建築主へ補助金を交付する制度です。

断熱・太陽光住宅普及拡大事業が新築・既築の両方を対象としているのに対し、東京ゼロエミ住宅導入促進事業は新築住宅に特化しています。

オール電化住宅の場合、1kWあたりの補助単価が1万円高く設定されており、ガスを使わない住宅を建てる方にとってメリットが大きい制度です。

太陽光発電の補助額

容量オール電化住宅オール電化以外
3.6kW以下13万円/kW
(上限39万円)
12万円/kW
(上限36万円)
3.6kW超〜50kW未満11万円/kW10万円/kW

蓄電池の補助額

補助単価対象条件
12万円/kWh東京都環境公社に登録された未使用品

加算項目

基本補助額とは別に、以下の上乗せ制度も設けられています。

加算項目補助額備考
機能性PV最大8万円/kW狭小屋根や塩害地域など都内の住宅環境に適した認定製品が対象
集合住宅の自家消費加算住戸ごとの出力に応じた補助単価を適用マンションなどで各住戸が発電電力を自宅内で使う場合
陸屋根用架台の設置最大20万円/kW陸屋根に架台を設けて設置する場合の費用を補助

予算の上限に達した時点で受付が終了するため、早めの申請をおすすめします。

出典:東京都環境公社|東京ゼロエミ住宅導入促進事業

東京都の区市町村が実施する太陽光発電の補助金

東京都の区市町村が実施する太陽光発電の補助金

東京都の補助金と区市町村の補助金は併用が可能です。お住まいの自治体の制度を確認しましょう。

東京都23区の太陽光発電への補助金一覧

23区では多くの区が太陽光発電や蓄電池に独自の補助金を設けています。お住まいの区の制度を確認し、東京都の補助金と合わせて活用しましょう。

太陽光・蓄電池ともに区独自の補助制度がある区

区名太陽光上限金額蓄電池上限金額申請期間
江東区5万円/kW20万円1万円/kWh
(太陽光同時:2.5万円/kWh)
10万円
(太陽光同時:20万円)
2025年4月1日~
葛飾区8万円/kW40万円
(蓄電池併設+5万円)
助成対象経費の1/420万円
(太陽光併設+5万円)
2025年4月1日~

区独自の補助金なし・受付終了中の区

区名太陽光上限金額蓄電池上限金額
大田区制度なし
渋谷区制度なし
板橋区制度なし
千代田区対象経費の20%125万円対象経費の20%125万円
中央区10万円/kW35万円1万円/kWh10万円
港区10万円/kW40万円4万円/kWh20万円
文京区10万円/kW70万円2万円/kWh20万円
新宿区10万円/kW30万円1万円/kWh10万円
台東区5万円/kW20万円1万円/kWh10万円
墨田区5万円/kW20万円工事費用の10%5万円
目黒区3万円/kW15万円本体価格の1/3以下7万円
杉並区4万円/kW12万円5万円(定額)5万円
豊島区2万円/kW8万円1万円/kWh5万円
北区8万円/kW20万円1.2万円/kWh12万円
荒川区2万円/kW25万円5千円/kWh10万円
中野区15万円(定額)15万円10万円(定額)10万円
練馬区8万円/kW20万円5万円(定額)5万円
足立区7.2万円/kW28万円なし
江戸川区7.5万円/kW22.5万円製品ごとに異なる要確認
世田谷区3万円/kW30万円最大20万円20万円
品川区5万円/kW20万円3万円/kWh30万円
葛飾区8万円/kW40万円助成対象経費の1/420万円
江東区5万円/kW20万円1万円/kWh10万円

東京都の市町村の太陽光発電への補助金一覧

多摩地域の市町村でも、太陽光発電や蓄電池に対する補助金を設けている自治体があります。

太陽光・蓄電池ともに市町村独自の補助制度がある市町村

市名太陽光発電上限金額蓄電池上限金額申請期間
国分寺市3万円/kW15万円6万円(定額)2025年4月1日~
稲城市2万円/kW8万円4万円(定額)2025年7月1日~
武蔵村山市3万円/kW
(市内業者)
2.5万円/kW
(市外業者)
市内:12万円
市外:10万円
2万円/kW
(市内業者)
1.5万円/kW
(市外業者)
市内:5万円
市外:3万円
2025年4月1日~

太陽光のみ市町村独自補助あり(蓄電池は対象外)の市町村

市名太陽光発電上限金額蓄電池上限金額申請期間
福生市改修工事費の20%20万円2025年4月1日~

市町村独自の補助金なし・受付終了中の市町村

市町村名太陽光上限金額蓄電池上限金額
町田市制度なし
西東京市制度なし
立川市制度なし
日野市制度なし
東久留米市制度なし
あきる野市制度なし
東大和市制度なし
瑞穂町制度なし
奥多摩町制度なし
青梅市1.5万円/kW6万円5千円/kWh3万円
調布市2万円/kW10万円5万円(定額)5万円
府中市2万円/kW10万円2万円/kW10万円
小平市3万円/kW10万円6万円(定額)6万円
小金井市3万円/kW10万円4万円(定額)4万円
国分寺市3万円/kW15万円6万円(定額)6万円
清瀬市3万円/kW10万円5万円(定額)5万円
三鷹市1万円/kW10万円5万円(定額)5万円
東村山市3万円/kW15万円7万円(定額)7万円
稲城市2万円/kW8万円4万円(定額)4万円
武蔵村山市3万円/kW12万円2万円/kWh5万円
国立市2.5万円/kW12.5万円4万円(定額)4万円
羽村市対象経費の1/2要確認対象経費の1/2要確認
福生市工事費用の20%要確認なし

※2026年2月時点では、ほとんどの区市町村で令和7年度分の受付が終了している可能性があります。申請前に各市町村の公式サイトにて最新状況を確認しましょう。
令和8年度(2026年度)の補助金情報は、当サイトにて随時紹介していきます。

お住まいの市区町村の補助金が終了している場合でも、電気代の削減や売電収入によって太陽光発電は十分に元が取れる可能性があります。

補助金なしでもお得に導入する方法については、以下の記事「太陽光発電を補助金なしで導入するのは損?」で詳しく解説しています。

東京都と区市町村の補助金を活用した費用シミュレーション

東京都と区市町村の補助金を活用した費用シミュレーション

一般的な戸建て住宅に多い「太陽光5kW+蓄電池8kWh」を導入した場合、東京都世田谷区の補助金を活用した際の費用目安は、以下のとおりです。

導入費用の内訳
  • 太陽光発電(約5kW):約130万〜145万円 ※1
  • 蓄電池+設置工事(約8kWh):約150万〜250万円 ※2
  • 関連機器・調整費:約20万〜30万円 ※3

※1 住宅用太陽光発電の全国平均価格1kWあたり28.6万円(2024年設置・工事費含む)をもとに算出。
 出典:経済産業省 調達価格等算定委員会「令和7年度以降の調達価格等に関する意見」
※2 家庭用蓄電池の実勢価格1kWhあたり約20万円(2024年度・工事費含む)をもとに算出。
 出典:経済産業省「2024年度 定置用蓄電システム普及拡大検討会の結果とりまとめ」
※3 分電盤交換・HEMS機器・足場設置等、住宅条件によって変動することがあります。

導入総額は、約323万〜333万円が目安です。

活用できる補助金
  • 太陽光発電補助金(東京都・既築):約60万円
    内訳(3.75kW以下:15万円/kW × 3.75kW = 上限45万円)
      (3.75kW超:12万円/kW × 1.25kW = 15万円)
  • 蓄電池補助金(東京都):約96万円
    内訳(12万円/kWh × 8kWh)
  • 太陽光発電補助金(葛飾区):約45万円
    内訳(8万円/kW × 5kW = 40万円 + 蓄電池併設加算5万円)

出典:クール・ネット東京 太陽光クール・ネット東京 蓄電池葛飾区「かつしかエコ助成金」

3つの補助金を合わせると約201万円の補助を受けられるため、実質負担額は約99万~224万円まで抑えられる可能性があります。

上記の金額はあくまでも目安です。

補助金は予算の都合で受付が早めに締め切られることがあります。詳しい内容や申請状況、東京都の補助金との併用が可能かどうかは、東京都の公式ページおよび葛飾区の公式ページで必ずご確認ください。

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東京都の太陽光発電の補助金を申請する流れと注意点

東京都の太陽光発電の補助金を申請する流れと注意点

補助金は申請のタイミングや手順を間違えると受け取れなくなることがあります。ここでは東京都と区市町村の補助金に共通する流れとそれぞれ特有の注意点を紹介します。

補助金申請の基本的な流れと注意点

東京都・区市町村どちらの補助金も、大まかな流れは共通しています。

STEP
見積もり取得

複数の業者から見積もりを取り、費用や設置容量を比較する

STEP
補助金の申請

必要書類を揃えて申請する(※申請タイミングは後述)

STEP
契約・工事

業者と契約し、設置工事を行う

STEP
完了報告

工事完了後に、領収書・写真などを提出する

STEP
審査・振込

審査後、指定口座に補助金が振り込まれる(目安:工事完了から約3か月)

補助金の申請にはいくつかの共通ルールがあります。知らずに進めると対象外になることもあるため、事前にしっかり確認しておきましょう。

共通の注意点
  • 申請者・契約者・支払者は同一人物であること
    家族名義の契約や代理支払いは対象外
  • 設置する機器は新品であること
    中古品やリース契約は対象外の場合が多い
  • 予算がなくなると年度途中でも受付終了になる

東京都の補助金で特に気をつけたい点

東京都の補助金は、業者と契約する前に「事前申込」が必要です。クール・ネット東京のサイトから電子申請し、受理通知が届いてから契約に進みます。事前申込から1年以内に完了報告を出さないと無効になるため、スケジュール管理も重要です。

このほか、以下の点にも注意してください。

その他の注意点
  • キャッシュバックがある場合は申告が必要
    業者からキャッシュバックやポイント還元がある場合、その金額を契約書に明記する
  • 都の他の補助金との二重取りはできない
    「東京ゼロエミ住宅」と「断熱・太陽光住宅普及拡大事業」はどちらか一方を選ぶ

区市町村の補助金で特に気をつけたい点

区市町村の補助金は自治体ごとにルールが異なるため、お住まいの地域の要件を必ず確認してください。特に押さえておきたいポイントは以下の通りです。

区市町村の補助金で特に気をつけたい点
  • 多くの自治体は「工事完了後」に申請する方式
    多くは「工事完了後」だが、江東区など一部は工事前の申請が必要
  • 区内業者でないと対象外になる場合がある
    世田谷区は区内業者との契約が必須で、北区・荒川区は区内業者で補助額アップ
  • 予算消化が早い自治体が多い
  • 郵送のみ受付の自治体が多い

東京都と区市町村を併用するときのポイント

東京都と区市町村の補助金は併用可能ですが、申請の流れが異なるため段取りが重要です。スムーズに進めるために、以下の4点を事前に把握しておきましょう

併用時に確認すべき4つのポイント
  • 多くの自治体は「工事完了後」に申請する方式
    ただし江東区など一部は工事前の申請が必要なため、事前に確認する
  • 区内業者でないと対象外になる場合がある
    世田谷区は区内業者との契約が必須で、北区・荒川区は区内業者で補助額アップ
  • 予算消化が早い自治体が多い
    世田谷区は2025年9月に受付終了
  • 郵送のみ受付の自治体が多い

補助金の詳しい条件や必要書類は自治体ごとに異なります。申請前に必ず東京都(クール・ネット東京)およびお住まいの区市町村の公式サイトで最新情報を確認してください。

※上記は令和7年度(2025年度)の情報です。令和8年度(2026年度)以降の情報は当サイトにて随時ご紹介します。

東京都の太陽光補助金に関するよくある質問

東京都の太陽光補助金に関するよくある質問

東京都の太陽光発電補助金について、申請前に多くの方が疑問に感じるポイントをQ&A形式で紹介します。

東京都の太陽光発電の補助金はいくらもらえますか?

既築住宅では1kWあたり12〜15万円新築住宅では1kWあたり10〜12万円です。

設置容量や住宅の種類によって単価が変動します。蓄電池をセットで導入する場合は1kWhあたり12万円が別途加算されるため、5kW太陽光+10kWh蓄電池なら合計約100万円以上の補助金を受け取れる可能性があります。

国や区市町村の補助金と東京都の補助金は併用できますか?

国のZEH補助金や区市町村の独自補助金は、東京都の補助金と別制度にあたるため原則併用が可能です。

ただし、以下の点に注意してください。

  • 東京都やクール・ネット東京が実施する同種の助成金とは重複受給できない
  • 区市町村によって併用条件が異なるため、申請前に各自治体の窓口へ確認が必要

東京都のデマンドレスポンス(DR)実証とは何ですか?参加するメリットはありますか?

電力需要がひっ迫した際に、家庭用蓄電池から自動で放電して電力使用量を調整する東京都独自の取り組みです。蓄電池の遠隔管理で行われるため、利用者側の対応は必要ありません。

参加すると補助金に一律10万円が上乗せされます。

条件補助金額
10kWhの蓄電池(DR参加なし)120万円
10kWhの蓄電池(DR参加あり)130万円

東京都は狭小住宅が多いですが、設置容量が小さくても補助金を活用すれば損しませんか?

小容量でも十分な経済メリットを得られる仕組みになっています。

東京都では設置容量が小さいほど1kWあたりの補助単価が高く設定されており、既築住宅に3kWを設置した場合は最大45万円の補助金を受け取れます。

項目金額
既築住宅の設置費用(3kW)約96万円(1kWあたり約32万円)
補助金額(3kW)最大45万円
実質負担額約51万円

申請後、補助金はいつ頃振り込まれますか?

工事完了後に「交付申請兼実績報告」を提出し、審査を経て約2〜3か月が目安です。

ただし、年度末前後は申請が集中するため、1〜2か月ほど遅れるケースも珍しくありません。

また、補助金は全額後払いになるため、設置費用を一時的に立て替える資金計画が必要です。書類の不備は振込遅延の主な原因となるため、記載漏れや添付忘れがないよう提出前に入念なチェックを行いましょう。

補助金は来年度も継続しますか?

令和8年度(2026年度)も東京都の補助事業は。継続される可能性が高いといえます。

ただし、過去にも補助単価の引き下げや対象機器の変更が行われており、来年度も条件が変わることがあります。現行の条件で申請できるうちに動くのが得策だといえるでしょう。

東京都での太陽光発電の補助金まとめ

東京都での太陽光発電の補助金 まとめ

東京都は全国でもトップクラスの補助金制度で、既築住宅では1kWあたり12〜15万円新築住宅では1kWあたり10〜12万円です。東京都と区市町村の補助金を併用することで、100万円以上の負担軽減も可能です。

一方で、東京都では住宅密集地の搬入経路や屋根形状の制約で追加費用が発生するケースもあるため、事前に複数社の見積もりを比較しておくことが重要です。

東京都で太陽光発電の補助金を活用するポイント
  • 都の補助金に加え、区市町村の上乗せ補助も活用する
    補助額は自治体ごとに異なり、併用で大幅な費用圧縮が期待できる
  • 申請は「順番」を間違えない
    東京都は契約前の事前申込が必須で、予算上限に達すると年度途中でも受付終了になる
  • 蓄電池セット導入で補助額が大幅アップ
    セット導入で補助総額が100万円を超えるケースもある

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