【2026年度】家庭用太陽光発電の売電価格は?推移や今後の動向、卒FIT後の対策を解説

家庭用太陽光発電の売電価格は今いくら?
今から設置しても、初期費用の元は取れる?
電気を売るより使うほうがお得って本当?

太陽光発電の導入を検討している方のなかには、上記のような疑問を持っている方もいるでしょう。

「以前より売電で稼げない」と言われる一方で、システム価格の低下や新制度の登場により、太陽光発電の導入メリットは変化しています。買う電気を最小限に抑える自家消費の価値に注目し、自宅に合った運用方法を見つけることが重要です。

この記事では、最新の売電価格や今後の動向、電気の自家消費のメリットなどを解説します。現在の制度を正しく理解し、お得に太陽光発電を導入する準備を整えましょう。

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目次

最新の売電価格と今後の動向

最新の売電価格と今後の動向

太陽光発電の売電価格は年度ごとに決定されます。まずは、2026年度の最新価格と過去の推移、今後の予測を見ていきましょう。

2026年度に適用される売電価格

2026年度(令和8年度)に新たにFIT(固定価格買取制度)の認定を受けた場合、出力10kW未満の家庭用太陽光発電の売電価格は、以下のように設定されます。

2026年度の家庭用太陽光発電の売電価格(10kW未満)

2025年度の後半から、「初期投資支援スキーム」と呼ばれる新しい仕組みが採用されています。導入初期の収益性を高め、設置費用の早期回収を促すのが狙いです。

以前のように10年間一律の単価ではなくなり、初期の4年間に高い単価が設定されたことで、導入直後のローン返済などの負担を抑えられるようになっています。

これまでの価格推移と下落の背景

家庭用太陽光発電の売電価格は、FIT制度が始まった2012年度の42円/kWhをピークに、年々下落を続けています。

年度売電価格
2012年度42円/kWh
2013年度38円/kWh
2014年度37円/kWh
2015年度33円/kWh
2016年度31円/kWh
2017年度28円/kWh
2018年度26円/kWh
2019年度24円/kWh
2020年度21円/kWh
2021年度19円/kWh
2022年度17円/kWh
2023年度16円/kWh
2024年度16円/kWh
2025年度(4月~9月)15円/kWh
2025年度(10月以降)24円/kWh(1~4年目)
8.3円/kWh(5~10年目)
(出典:経済産業省資源エネルギー庁
太陽光発電の売電価格が年々下落している理由
  • 太陽光発電システムの設置費用が安くなったため
  • 国民が負担する再エネ賦課金を抑制するため

FITは、毎月の電気料金に上乗せされる「再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)」によって支えられています。

太陽光発電の導入件数が増えるほど国民の負担が大きくなるため、国は市場の普及状況とシステム価格の下落に合わせて、売電価格を段階的に引き下げてきました。

つまり、売電単価の下落は、家庭用太陽光発電の普及が順調に進んでいる証拠でもあるのです。

今後の売電価格はどう変化する?

今後の売電価格は、急激な下落は落ち着きつつあるものの、卸電力市場価格の実態に合わせる形で、緩やかな下落傾向が続くと予測されます。

2025年度の後半から始まった新制度において、5年目以降の単価が8.3円/kWhに設定されたことは、今後の価格水準を占う一つの大きな指標といえるでしょう。

売電価格が今後上がることはないとされる以上、少しでも有利な条件が提示されているうちに太陽光発電の導入を決めるのが、投資回収を早めるためのポイントです。

2026年度のFITを理解するためのポイント

2026年度のFITを理解するためのポイント

太陽光発電の導入を検討しているなら、発電した電気が売れる仕組みをしっかりと理解しておくことが重要です。

ここからは、制度の基本的な概要や具体的なメリット、手続き上の注意点を解説します。

太陽光発電を支えるFITの概要

FIT(固定価格買取制度)とは、太陽光などの再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度です。

家庭用太陽光発電(出力10kW未満)の場合、発電した電気のうち、自宅で使いきれずに余った電気(余剰電力)が買取の対象となります。

FITは、日本のエネルギー自給率の向上や地球温暖化対策を背景に、再生可能エネルギーの普及を加速させるために開始されました。

再エネ発電は設置費用が高額なうえ、火力発電などに比べて発電効率も低いという課題がありました。しかし、FITによって安定した収益が保証されたため、太陽光発電の導入のハードルが大きく下がったのです。

10年間の買取期間が保証されるメリット

家庭用太陽光発電において、FITによる買取期間は10年間と定められています。途中で売電単価が変更されることはなく、長期的な収支シミュレーションを正確に行える点がメリットです。

現行の初期投資支援スキームでは、最初の4年間に24円/kWhという高い単価が設定されています。買取価格と期間を国が保証しており、導入直後の資金計画を安心して立てることが可能です。

市場の動向に左右されず、10年間という長期間にわたり安定した経済的メリットを享受できるのが、FITの大きな強みの一つです。

認定手続きの期限と注意点

希望する年度の売電価格を適用させるためには、国へ事業計画認定を申請し、年度内に認定を完了させる必要があります。太陽光パネルを設置しただけではFITは適用されないため、手続きのスケジュールをしっかりと管理することが重要です。

提出期限の目安:例年1月上旬~中旬頃

3月末までの認定完了から逆算した、実質的な最終締切です。年度末(3月31日)が期限だと思われがちですが、審査には通常1~3カ月を要するため、遅くとも1月には書類を出し終えている必要があります。

期限を過ぎた場合のリスク

認定が翌年度にずれ込むと、より低い売電価格が適用される可能性があります。わずか1円の差でも、10年間の総額では数万円の損失につながることもあります。

認定手続きは施工業者が代行するのが一般的ですが、書類の不備などで遅れるケースも珍しくありません。有利な条件を逃さないよう、12月中にはすべての書類を揃えるなど、業者と密に連携して余裕を持ったスケジュールで進めましょう。

太陽光発電の初期費用は今でも元が取れる?

太陽光発電の初期費用は今でも元が取れる?

「売電単価が下がっているのに、今から太陽光発電を設置して元が取れるの?」と不安に思う方も多いでしょう。

システム価格の下落や新制度の恩恵により、今からでも十分に初期費用を回収することは可能です。

設置費用の相場と回収にかかる期間の目安

太陽光発電の設置費用の平均は、1kWあたり29.5万円です(出典:経済産業省資源エネルギー庁

日本の一般的な住宅(容量5kW程度)に設置した場合、初期費用の総額は120万~140万円前後になります。

太陽光発電の設置費用が140万円のケースで、売電収入と日々の電気代削減額(自家消費)で回収するまでのシミュレーションを見てみましょう。

シミュレーション条件
  • 太陽光発電の初期費用
    140万円
  • 太陽光パネルの容量
    5kW
  • 年間発電量の目安
    5,500kWh
  • 自家消費(42%)
    2,300kWh
  • 売電(58%)
    3,200kWh
  • 買う電気の単価
    1kWhあたり40円
  • 売る電気の単価
    1kWhあたり約14.6円(2026年度の10年間の平均単価)
年間の経済的メリット(お得になる金額)
  • 自家消費による電気代の節約額
    2,300kWh×40円=92,000円
  • 余剰電力の売電収入
    3,200kWh×14.6円=46,720円
  • 年間のメリット合計
    92,000円+46,720円=138,720円
初期費用の回収期間

140万円(初期費用)÷138,720円(年間のメリット)=約10.1年

140万円の投資でも、約10年で元が取れる計算になります。

現在適用されている初期投資支援の仕組み

2025年度後半から導入された初期投資支援スキームは、費用回収の強力な後押しとなります。

最初の4年間の売電収入比較
  • 実際の2026年度の制度(24円)
    369,600円
  • 10年一律だった場合(約14.6円)
    224,840円
  • 収益の差(前倒し分)
    +144,760円

10年間のトータル収益はほぼ同じですが、新制度なら最初の4年間だけで、一律の場合よりも約14.5万円多く手元に戻ってきます。

前厚(まえあつ)型の収益構造のメリット
  • ローンの早期返済
    収益が多い初期に繰り上げ返済を行うことで、支払う利息の総額を大幅に減らせます。
  • 心理的な安心感
    設置から数年で投資額の約半分を回収できることもあるため、「いつ元が取れるのか」という不安を早期に解消できます。

補助金を活用すれば回収期間の短縮が可能

家庭用太陽光発電の初期費用は、補助金の活用で安くなる可能性があります。

国による直接的な補助金は2014年に終了していますが、都道府県や市区町村では家庭用太陽光発電のみを導入する場合でも、補助金を適用できるケースがあります。

お住まいの自治体によっては、太陽光発電の導入に対して、数万~数十万円の補助金が支給されます。補助金により初期費用そのものを引き下げることができれば、回収期間を数年縮めることも十分に可能です。

家庭用太陽光発電の補助金に関する注意点
  • 予算上限に達し次第、期限前でも早期終了することが多い
  • 着工前の事前申請が必要なケースがほとんど

補助金は早い者勝ちになることが多いため、導入を検討し始めたら、まずはご自身の住む自治体のホームページで最新の補助金情報をチェックしてみましょう。

また、業者選びに失敗して導入費用が高くつくと、せっかくの補助金のメリットが打ち消され、トータルの収支で損をしてしまうことになりかねません。

適正価格を見極め、優良な業者を選ぶことが、補助金の効果を最大化するための重要なポイントです。

売電の利益を効率よく生み出す運用方法

売電の利益を効率よく生み出す運用方法

FITの売電価格は一定であるため、いかにして発電量や売電量を増やすかが、売電収入を上げるためのポイントになります。

太陽光発電で売電の利益を最大化するためのコツをまとめました。

節電で売電に回す余剰電力を増やす

家庭用太陽光発電では、発電した電気から自宅で使った分を差し引いた余剰電力が売電の対象となります。

つまり、日々の生活で節電を心がければ、そのまま売電収入の増加に直結する仕組みです。

発電量が多くなる昼間の時間帯は、使っていない部屋の照明やエアコンをこまめに消す、待機電力を見直すなどの基本的な節電が効果を発揮します。

売電の利益を最大化するためには、家族全員で節電意識を共有し、無駄な電力消費を抑えることが重要です。

定期的な点検で発電効率を保つ

太陽光発電から長く安定した収益を生み出すためには、定期的な点検が不可欠です。

機器の経年劣化や配線の不具合を放置すると、気づかないうちに発電効率が落ち、本来得られるはずだった売電収入を逃してしまいます。

家庭用太陽光発電の定期点検のポイント
  • 推奨される頻度
    4年に1回以上
  • 費用相場
    1回あたり2万~4万円程度(約3,000円/kW)
  • 主な点検項目
    太陽電池モジュール(パネル)、パワーコンディショナー、架台・配線

故障・異常の早期発見により発電停止期間を短縮し、売電収入の落ち込みを防ぐことができます。

目視での確認(汚れ・破損)やモニターの発電量チェックなどは、日常点検として自身で行えますが、本格的な定期点検は業者に依頼しましょう。

太陽光発電の定期点検を業者に依頼するメリット
  • 安全確保(屋根の上の作業は危険)
  • 故障の早期発見(目に見えない内部トラブルも特定できる)
  • 火災リスクの軽減(配線の劣化や接続不備は火災リスクあり)
  • FIT法の遵守(住宅用でも保守点検が義務化されている)
  • メーカー保証の維持(点検記録が保証継続の条件になるケースあり)

現在の太陽光発電は自家消費が主流

現在の太陽光発電は自家消費が主流

売電価格が今より高かった時代は、電気を売ったほうがお得でしたが、売電価格が下がっている現在は電気を自宅で使う自家消費のほうがお得です。

自家消費が主流になりつつある現状やその理由、卒FIT後の適切な対策について解説します。

買取期間が終了する卒FIT後の現状

現在のFITの前身である余剰電力買取制度は、2009年に始まりました。10年間の買取期間が満了する「卒FIT」が、2019年から順次発生しています。

卒FIT後は固定価格買取保証が終了し、電気の買取は大手電力会社や新電力の買取プランに切り替わるのが一般的です。より好条件で買い取ってくれるプランを自分で探して契約することもできます。

しかし、どの事業者を選んだとしても、FIT期間中のような高値での売電は期待できません。卒FIT後に売電収入だけで十分な利益を出し続けるのは困難なのが実情です。

卒FIT後の買取単価の目安
  • 大手電力会社:7~9円/kWh
  • 新電力:10~12円/kWh

電気を買うよりつくるほうが安い理由

卒FIT後の売電単価が大幅に下がる一方で、電力会社から購入する電気代は上昇傾向にあります。燃料費の高騰や再エネ賦課金の上昇などにより、現在の電気料金は1kWhあたり30~40円前後になることも珍しくありません。

発電した電気を7~12円/kWhで安く売ってしまうよりも、30~40円/kWhで買っている電気の代わりに自宅で発電したタダの電気を消費したほうが、家計全体で見ると圧倒的にお得です。

日中の晴れた時間に太陽光で発電した電気を使って家電を動かせば、電力会社から買う電気の量を大幅に減らせるため、結果として毎月の電気代を大きく削減できます。

エネルギー自給率を高める蓄電池の役割

太陽光発電による自家消費を極限まで高めるための重要なポイントが、家庭用蓄電池の導入です。

太陽光発電は日照のある昼間しか発電できないため、朝晩や夜間の電力はどうしても電力会社から買う必要があります。

しかし、蓄電池を導入済みなら、日中に発電して使いきれずに余った電力を貯めておくことが可能です。貯めた電気を夜間や雨の日に使えば、電力会社から購入する電気量を最小限に抑えられます。

蓄電池なしで太陽光発電を運用する場合、節電により余剰電力を減らせたとしても、余った電気は結局電力会社に売ることになります。

電気自動車との連携で広がる可能性

蓄電池に加えて、近年注目を集めているのが電気自動車(EV)との連携です。

「V2H(Vehicle to Home)」という専用の機器を設置することで、太陽光でつくった電気をEVの充電に使えます。また、EVの大容量バッテリーに貯めた電気を家庭内に送って使うことも可能です。

一般的な家庭用蓄電池の容量が5kWh~10kWh程度であるのに対し、EVのバッテリーはその数倍から10倍近い容量を持つため、数日分の家庭内電力をまかなうこともできます。

日常的には太陽光の電気で車を走らせてガソリン代をゼロにしつつ、夜間は車の電気を家で使い、災害時には巨大な非常用電源として機能するなど、家計と防災の両面で劇的なメリットを生み出します。

自家消費をメインにする具体的なメリット

自家消費をメインにする具体的なメリット

太陽光で発電した電気をできるだけ自家消費に回すメリットをご紹介します。

売電を重視して太陽光発電の導入を検討している方は、自家消費にも大きなメリットがあることを理解しておきましょう。

高騰する電気料金の負担をカットできる

毎月の電気料金には、基本料金や使った分の電力量料金に加え、燃料費調整額と再エネ賦課金が上乗せされています。

昨今の国際情勢や円安の影響で化石燃料の輸入価格が不安定になり、これらの追加費用は上昇する一方です。

自家消費をメインに据える最大の強みは、このような外部要因による電気代高騰のダメージを直接的に回避できる点にあります。

太陽光で発電した電気を自家消費に回すと、本来買うはずだった電気を買わずに済み、その分を節約できたことになります。つまり、電気料金が上がれば上がるほど、自家消費による節約効果も高まっていくのです。

停電リスクへの安心感がより高まる

太陽光発電システムには、送電網がストップした際にも電気を使える自立運転機能が標準で備わっています。

停電が発生しても、太陽が照っている日中であれば、パワーコンディショナーを自立運転モードに切り替えることで、通常は専用コンセントから最大1500Wの電力を確保できます。

1500Wの枠内なら、スマートフォンの充電やテレビでの情報収集以外に、冷蔵庫を稼働させて食材の腐敗を防いだり、炊飯器でお湯を沸かしたりといった、生活維持に欠かせない最低限のインフラを自力でまかなうことが可能です。

蓄電池などの追加設備がない太陽光パネル単体の運用であっても、日中の電力を完全に自給できるという事実が、外部の電力会社に依存しない確実な安心感をもたらしてくれます。

太陽光発電と蓄電池がセットで導入されていれば、日中に発電した余剰電力を貯めておき、夜間や悪天候時にも使用することが可能です。停電が長期化した場合でも昼夜を問わず電力を確保できるため、防災面での安心感はさらに強固なものになります。

環境に優しい家として将来の資産価値が上がる

不動産市場においても、エネルギー性能の高さは物件の価値を左右する重要な指標へと変化しています。

国が普及を推進するZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)をはじめ、太陽光発電などのシステムを搭載しエネルギーを自給自足できる住宅は、中古市場に出した際にも高い競争力を発揮します。

入居後の光熱費というランニングコストが極めて低く抑えられるため、買い手や借り手にとって非常に魅力的な物件として評価されやすくなるのです。

脱炭素社会の実現に向けた環境配慮への意識が高まる中、CO2を排出しないクリーンなエネルギーで生活できる住まいは、社会的要請にも合致しています。

自家消費を重視した太陽光発電の導入は、将来的な売却や賃貸運用を見据えた際、確実なプラス査定につながる賢明な投資といえます。

適正価格で太陽光発電を導入するために

適正価格で太陽光発電を導入するために

太陽光発電の設置費用は業者による差が大きく、事前の知識がないまま契約すると損をしてしまいかねません。

価格と品質の両面で納得できる優良な施工業者を選ぶためのポイントを解説します。

1社だけの見積もりで損をしない対策

太陽光発電の導入において、最初から1社だけに絞って契約を進めるのは避けましょう。施工業者が違うと、設置費用に数十万円もの差が出ることもあります。

1社のみの見積もりでは、その価格が適正相場なのか、提案されたメーカーやパネルの容量が自宅に合っているのかを客観的に判断できません。

訪問販売などで「今だけの特別価格」と契約を急かされるケースもありますが、即決は禁物です。必ず複数の業者から見積もりを取り、内訳や提案内容を冷静に比較検討しましょう。

一括見積もりで市場の相場を把握する

複数社から見積もりを取る重要性がわかっても、自分で1社ずつ優良な業者を探して連絡するのは大変な労力がかかります。

そこでおすすめなのが、一括見積もりサービスの活用です。

一括見積もりサービスなら、簡単な情報を1回入力するだけで、複数の優良業者から無料で見積もりを取り寄せることができます。

各社の提案を横並びで比較すれば、お住まいの地域における正確な適正相場を把握しやすくなります。

高額な初期費用を確実に抑え、最適なプランを見つけるためにも、まずは一括見積もりサービスを利用して適正価格をチェックしてみましょう。

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優良な施工業者を見極めるチェックリスト

複数社から見積もりを取って比較する際は、価格の安さだけでなく、信頼できる業者かを見極めることも重要です。

優良な施工業者を見極めるポイント
  • 地域での施工実績が豊富か
    地元の気候や屋根の特性に精通しているかがわかります。
  • 自社施工を行っているか
    下請けへの丸投げは中間マージンが発生するほか、トラブル時の責任の所在も曖昧になりがちです。
  • デメリットも説明してくれるか
    雨漏りリスクや将来の撤去費用など、不都合な事実も隠さず伝える担当者の誠実さが必要です。

これらの条件をクリアした業者を選べば、設置後のトラブルを未然に防げます。

アフターサポートと保証内容の重要性

太陽光発電は一度の設置で数十年使い続ける設備です。将来的な故障やトラブルによる突発的な出費を抑えるためには、業者選びの際にアフターサポートと保証内容も確認しておく必要があります。

太陽光発電の保証には、主に以下の種類があります。

太陽光発電の保証の主な種類
  • 機器保証(10~15年)
    太陽光パネルやパワーコンディショナーなどの機器が故障・破損した際、無償での修理や交換を保証します。
  • 出力保証(20~25年)
    長期間の使用でパネルの発電量がメーカーの基準値を下回った際、無償での修理やパネルの追加設置を保証します。
  • 施工保証(約10年)
    設置工事の不備が原因で雨漏りなどのトラブルが発生した際、無償での補修や損害への対応を保証します。

メーカーが用意する保証内容だけでなく、業者独自の施工保証の有無や、トラブル時の駆けつけ対応の早さも、長く付き合える業者を選ぶための重要な比較ポイントです。

太陽光発電の売電価格に関するよくある質問

太陽光発電の売電価格に関するよくある質問

太陽光発電の売電価格についてよくある疑問にお答えします。

家庭用太陽光発電の売電価格はどのくらい?

2026年度(令和8年度)の家庭用太陽光発電(10kW未満)の売電価格は、最初の4年間が24円/kWh、5~10年目が8.3円/kWhです。

2025年度後半から始まった「初期投資支援スキーム」により、設置初期の単価を高く設定して費用の早期回収を優先する仕組みが採用されています。

売電収入に税金はかかる?確定申告は必要?

会社員の場合、売電収入から経費を差し引いた所得が年間20万円を超えると、確定申告が必要です。

ただし、一般的な容量(5kW程度)の家庭用太陽光発電であれば、年間の売電収入が20万円を超えるケースはほとんどありません。通常、確定申告は不要です。

太陽光パネルを後から増設すると、売電価格は変わる?

FIT期間中にパネルを増設して容量を増やした場合、基本的には増設した分に対して、増設の認定を受けた年度の価格が適用されます。

以前は増設により設備全体の単価が最新価格に上書きされていましたが、現在は既存分の単価を維持できる仕組みが導入されています。ただし、増設のタイミングや方法によって単価の計算方法が異なるため、具体的な影響については事前に施工業者へ相談しましょう。

途中で家を売却した場合、売電価格や期間は引き継げる?

住宅の売却や相続などで太陽光発電の所有者が変わる場合でも、国へ名義変更の手続きを行うことで、最初の契約時の売電価格と残りの買取期間をそのまま次の所有者へ引き継ぐことが可能です。

所有者が変わったからといって、価格が下がったり期間がリセットされたりすることはありません。

太陽光発電の売電価格まとめ

太陽光発電の売電価格まとめ

太陽光発電の売電単価は年々下落傾向にありますが、2026年度は導入初期の単価が高く設定される新制度が適用されており、早期に初期費用を回収しやすい環境が整っています。

システム自体の価格も下がっているため、適切な費用で導入すれば今からでも十分に元が取れる投資だといえます。

さらに、電気代が高騰し続ける現在の状況下では、発電した電気を安く売るよりも、自宅でそのまま消費する自家消費のほうが、家計への貢献度は圧倒的に高くなっています。

売電収入でローンを効率よく返済しつつ、日々の電気代削減で生活費を抑えるという両輪の運用が、これからの太陽光発電のスタンダードです。

この記事のポイント
  • 2026年度の売電価格は初期の収益性が高く、費用の早期回収がしやすい
  • 売電単価が下がっていても、約10年での初期費用回収は十分に可能
  • 買う電気の価格が高騰しているため、自家消費の経済的メリットが拡大している
  • 卒FIT後や万が一の停電を見据えると、蓄電池やEVとの連携が有効
  • 費用対効果を最大化するには、優良業者から適正価格で導入することが重要

売電と自家消費による恩恵を最大限に引き出すためには、ご自宅の屋根の広さやライフスタイルに合った最適なシステムを見極めることが大切です。

最初から1社に絞り込んで高額な契約を結んでしまうと、せっかくの制度のメリットが薄れてしまうため、複数の業者から見積もりを取って比較検討しましょう。

一括見積もりサービスを活用すれば、地域の相場を正確に把握し、価格とサポートの両面で信頼できる優良業者を効率的に見つけることができます。最新の制度を賢く利用し、損をしない太陽光発電の導入につなげましょう。

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